【セミナーレポート】筒井塾(咬合療法セミナー)のコースを修了してきました!
今回は「噛み合わせ」をテーマに、噛み合わせの治療における40年の臨床とエビデンスを基礎として様々な結果を残してこられている筒井照子先生に多くのことを学ぶことができましたので、少しご紹介したいと思います。
噛み合わせは、歯の健康を守るうえで非常に重要な要素です。
しかし、日常生活の癖や姿勢、さらには歯科治療の影響によって、徐々に乱れてしまうことがあります。
*セミナーで学んだポイント
1. 噛み合わせによる歯への影響
噛み合わせが悪いと、知らないうちに少しずつ歯が破壊されることがあります。
2. 日常の癖や姿勢の影響
寝るときの姿勢や頬杖、噛み方などの日常的な癖が、歯並びに後戻りのない変化を引き起こすことがあります。
3. 治療による影響
誤った歯科治療が原因で、噛み合わせがさらに悪化するケースもあります。
4. 小児期からの影響
子どもの頃に正しい噛み合わせが育まれていないと、大人になったときに噛み合わせが乱れてしまう可能性が高くなります。
これらの要因が積み重なると、歯や歯周組織に負担がかかり、歯の喪失や噛み合わせのさらなる崩壊につながってしまうことがあるのです。
また、今は問題ないとしても将来的な噛み合わせの崩壊や顎の病気につながるリスクとなっています。
虫歯や歯周病がある程度コントロールできるようになってきましたが、噛み合わせによる歯の喪失がどうしても出てきてしまうことが挙げられます。
*今後の取り組み
今回学んだことを活かし、歯周病治療だけでなく、噛み合わせのコントロールにもさらに力を入れていきたいと考えています。正しい噛み合わせを整えることで、患者さんがいつまでも自分の歯でしっかり噛めるようにサポートしていきます。
噛み合わせや歯の健康について気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!
2025年01月22日 19:59