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お知らせ

「磨いている」と「磨けている」は別物!?歯ブラシが届かない汚れの対策

 

こんにちは。院長の和田です。
5月は新茶の季節です。

 

爽やかな香りとともに
甘みや旨みを豊富に含むといわれており、
お茶請けのお菓子とともに
おいしく味わいたいですね。

 

さて、おいしいものを食べた後は
歯みがきが欠かせませんが、
実は、歯ブラシで磨くだけでは
汚れは完全に落としきれません。

 

 

 

 

◆歯ブラシだけでは落とせない汚れ

 

「毎日しっかり歯を磨いているのに、
むし歯や歯周病になってしまう…」

 

その原因の1つに
「歯ブラシでは落ちない汚れ」
が関係しています。

 

お口の中はとても複雑で、
歯ブラシの毛先が届かない部分が多くあります。

 

代表的なのが「歯と歯の間」
「歯と歯ぐきの境目」。

 

特に歯と歯の間は、
歯ブラシ単体では汚れ全体の
6割程度しか落とせないといわれており、
むし歯や歯周病が発生しやすい危険な部位です。

 

 

 

さらに厄介なのは、
歯に付着した細菌のかたまり(歯垢)が
そのまま放置されると、だ液の成分を取り込んで
「歯石」に変わることです。

 

歯石は歯ブラシで除去できず、
ザラザラした表面に汚れが付きやすいため、
トラブルの連鎖を招きます。

 

また、コーヒー・紅茶・タバコなどによる着色汚れも、
歯ブラシだけでは落としにくい汚れの代表格です。

 

 

 

 

◆補助清掃器具を使うと
 ケアの質はここまで変わる!

 

こうした歯ブラシによる磨き残しをカバーするには、
用途に合わせた補助清掃器具の使用がおすすめです。

 

磨き残しのプラークが減れば、
歯石も付きにくくなります。

 

「毎日磨いているのになぜ?」とお悩みの方は、
ぜひ以下の補助清掃器具を活用してみましょう。

 

【タフトブラシ】
毛束がひとつにまとまった小型ブラシです。
歯と歯ぐきの境目や奥歯の裏側、
歯並びが込み入った部分など、
歯ブラシでは届きにくい
ピンポイントの汚れ落としに効果を発揮します。

 

【フロス・歯間ブラシ】
歯と歯の汚れを落とす清掃器具です。
歯ブラシのみでは約6割にとどまる
歯間部の歯垢除去率が、
これらを併用することで
8割から9割近くまで高まります。

 

フロスは歯間が狭い方に、
歯間ブラシは歯間が広めの部位や
歯ぐきが下がってきた方に向いています。

 

 

 

 

 

◆セルフケアとプロケア
 両輪で守る歯の健康

 

以上のような補助清掃器具を使っても、
お口の中の汚れをゼロにするのは至難の業です。

 

特に歯石や着色汚れは
一度付いてしまうと自分では落とせないため、
プロによる専門的なクリーニングが欠かせません。

 

 

 

 

定期的に汚れをリセットすることで、
毎日のセルフケアがより効果を発揮します。

 

さらに、歯科を受診することで
自覚症状のない初期のむし歯やわずかな異変を、
プロの視点で早期に発見し、
対処できるメリットもあります。

 

日々のケアの質を上げながら、
定期的なプロケアでその効果を
さらに高めていきましょう。

 

 

WADA DENTAL CLINIC
〒816-0941
福岡県大野城市東大利2-2-6
TEL:092-571-5240
URL:https://wada-dental-clinic.jp/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/5ARDH8MLhieFE4F67

2026年05月07日 09:33

虫歯になったら「削って詰める」はもう古い?当院が「削らない虫歯治療」を目指す理由

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こんにちは、WADA DENTAL CLINICです。

突然ですが、皆さんは「虫歯になったら、歯医者さんで削って詰めてもらえば治る」と思っていませんか? 実は、最新の歯科医療の考え方では、「削って詰めるだけでは虫歯を治療したことにはならない」のです。

今回は、当院が力を入れている、最新のデータと考え方に基づいた「削らない虫歯治療」について分かりやすくお話しします。

🚗 車の事故に例えてみましょう

なぜ「削って詰める」だけではダメなのでしょうか。車の事故を想像してみてください。
事故で壊れた車をキレイに修理して走れる状態になったとしても、運転の仕方や車のメンテナンス方法が悪ければ、またすぐに事故を起こして廃車になってしまうかもしれません。
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虫歯の治療もこれと全く同じです。
歯に穴が開いてしまった原因(日々の生活習慣など)を改善しないまま、削って銀歯やプラスチックで穴を塞ぐだけでは、遅かれ早かれまた同じところで虫歯が再発してしまいます。私たちは「失敗の繰り返し」を防ぎ、皆さんの歯を健康に保つことを目指しています。

🔬 虫歯は「感染症」から「環境の変化」へ
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かつて、虫歯は特定の「虫歯菌がうつる感染症」だと考えられていました。 しかし現在では、多くの研究により、虫歯は特定の細菌によるものではなく、様々な細菌が関わり合いながら多因子によって起こる「お口の中の環境の変化」が原因であると考えられています(生態学的プラーク説)。

お口の中には元々たくさんの細菌が住んでいますが、頻繁に甘いものを食べたりすることで酸がたくさん作られ、お口の中が酸性に傾くと、酸に強い細菌ばかりが生き残るようになり、虫歯が進行してしまうのです。

歯の「穴(う窩)」と「虫歯(う蝕)」は違う?


現在の考え方では、以下の2つを分けて考えます。

虫歯のプロセス(う蝕):歯の成分が溶け出す「脱灰」と、元に戻る「再石灰化」のバランスが崩れ、歯が溶け続けている状態。
結果としての穴(う窩):そのプロセスが進んだ結果、歯が壊れて実質的に穴が開いた状態。
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当院の治療の基盤は、結果である「穴」を削る前に、まずは「歯が溶け続けるプロセス」をコントロールする『削らない治療』を第一に行うことです。


🛡️ 当院の「削らない治療」とは?
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「削らない治療」とは、痛いからと放置することではありません。虫歯になってしまった本当の原因を患者さんと一緒に探し出し、改善していく治療です。
当院では、最新のエビデンス(科学的根拠)に基づき、以下の「5つの因子」から患者さん一人ひとりの虫歯の原因を特定します。

バイオフィルム(歯磨き):正しい歯磨きの方法
フッ化物:歯を強くするフッ化物配合歯磨き剤の効果的な使い方
糖:おやつや飲み物の摂り方・回数
酸:歯を直接溶かしてしまう酸っぱい食べ物や飲み物への対策
ドライマウス:唾液の減少に対するケア
歯科医師と歯科衛生士が、これらを極力シンプルなご提案にし、患者さん自身が毎日の生活の中で無理なく改善(行動変容)できるよう全力でサポートいたします。

生涯、自分の歯で食べるために
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従来の「削る治療」には歯科医師の技術が必要でしたが、「削らない治療」の主役は患者さんご自身です。
もちろん、すでに大きな穴が開いてしまっている場合は最小限削る必要はありますが、まずは「原因を解決する」ことが何よりも大切です。 「何度も虫歯を繰り返したくない」「一生自分の歯で食事を楽しみたい」という方は、ぜひ当院で一緒に「新しい虫歯予防」を始めてみませんか?
 
2026年05月07日 00:10

なぜ歯周病の治療で歯がしみるのか?

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なぜ歯周治療で歯がしみるのか?

― セメント質という大切な組織の話 ―

歯周病の治療を受けたあと、
「歯がしみるようになった」
と感じたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

これは決して珍しいことではありませんし、自分が歯科医師になった20年前にはそのように説明するように教わりました。


そして、その理由には 歯の構造が関係しています。


歯の根っこはとてもデリケート

歯の根の表面には
セメント質という組織があります。

このセメント質は、

・歯を骨に固定する
・歯根膜という組織を支える
・歯周組織の治癒の土台になる

という、とても重要な役割を持っています。

しかし実はこのセメント質、
驚くほど薄い組織です。

歯の根元では
**約20〜30μm(ミクロン)**ほどしかありません。

髪の毛よりも薄いくらいの厚みです。
 


歯周病治療では歯石を除去する

歯周病の治療では、

スケーリング・ルートプレーニング(SRP)

という処置を行います。

これは

・歯石を除去する
・細菌を減らす
・歯周ポケットを改善する

という、歯周病治療の基本となる処置です。
 

ただしここで一つ問題があります。

歯石を取るとき、
歯の根の表面にも触れるため、
セメント質が一部削れてしまうことがあります。
 


セメント質が減ると起きること

セメント質の下には
象牙質という組織があります。

象牙質には
神経へつながる細い管(象牙細管)があり、
ここが露出すると刺激が伝わりやすくなります。

その結果

・冷たいものがしみる
・歯ブラシでしみる
・風でしみる

といった 知覚過敏が起こることがあります。
 


昔と今で変わってきた歯周治療

以前の歯周治療では、

「感染したセメント質は削り取る」

という考え方が主流でした。

しかし現在の研究では

・細菌毒素はセメント質内部まで深く浸透していない
・必要以上に削る必要はない

ということが分かってきています。

そのため現在では

できるだけセメント質を残す

という考え方が重要になっています。
 

 


歯を守る歯周治療へ

歯周病の世界では、ここ20〜30年で哲学が変わりました。

昔は「徹底的に悪いものを削る」、から現在は「組織を守る」ことを様々な治療において変わってきました。

この変化は、北欧の歯周病研究(スカンジナビアペリオ)が大きく影響してきています。

歯周治療は

「削る治療」ではなく
**「守る治療」**へと変わってきています。

WADA DENTAL CLINICでも

・スカンジナビア(北欧)型歯周治療
・インフェクションコントロール
・予防中心の歯科医療

をベースに、

歯の組織をできるだけ守る治療

を大切にしています。

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最後に

歯周治療後にしみることはありますが、
多くの場合は時間とともに落ち着いていきます。

もし気になる症状があれば、
遠慮なくご相談ください。

歯を長く使うためには、
歯周病をコントロールすることがとても大切です。

これからも
「歯を残すための治療」を
スタッフみんなで学びながら進めていきます。

2026年04月12日 21:19

スタディグループ「豊歯会」でAIについて講演させていただきました

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先日、歯科医師の勉強会である

**「豊歯会」**にて、

AIと歯科医療

について講演をさせていただきました。
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AIは歯科医療にも広がっています

最近はニュースなどでも

  • AGI(人工知能)
  • 医療AI

といった言葉をよく耳にするようになりました。

実はこうしたAI技術は、
歯科医療の世界にも少しずつ入ってきています。


技術の進化はとても速い

今回の講演では、

AIの進化の歴史についても紹介しました。

例えば

2012年
AIが画像認識の世界大会で圧勝

2017年
現在のAIの基礎技術となる研究が発表

2022年
ChatGPTが登場

と、この10年ほどでAIは急速に進歩しています。

そうした現実や今後のAIと歯科との未来を様々は目線で話をさせていただきました。

これからの歯科医療として、AIはまだ発展途中の技術ですが、

今後

  • 医療のサポート
  • 診断の補助
  • 情報整理

などで役立つ可能性があります。

私たち歯科医師にとっても、

こうした新しい技術を理解しながら

より良い医療を提供すること

が大切だと感じています。


最後に

今回このような発表の機会をいただきました
豊歯会の先生方に感謝いたします。

これからも新しい知識や技術を学びながら、
皆様により良い歯科医療を提供できるよう努めていきたいと思います。
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2026年04月02日 23:34

気になるお口のネバつき、放置しても大丈夫?

 

 

こんにちは。院長の和田です。
「春眠暁を覚えず」という
中国由来のことわざがありますが、
春は寝心地がよく、つい寝すぎてしまうことも
ある季節です。

 

十分な睡眠をとることは大切ですが、
うっかり寝坊しないように
気をつけたいところですね。

 

そして、しっかり寝た朝に気になるのが、
お口のネバつきです。

 

 

 

 

◆なぜ、朝起きるとお口がネバつくの?

 

朝、起きたときにお口の中がネバつくと
不快に感じる方も多いのではないでしょうか。

 

これは健康な人にも起こる生理現象ですが、
実は、睡眠中のだ液の量が関係しています。

 

体が休息モードに入る睡眠中は、
消化・吸収のためのだ液が必要なくなるため、
分泌量も日中に比べて大幅に減少します。

 

すると、だ液のクリーニング作用や
細菌を抑える力が弱まり、
お口の中で細菌が増えやすくなります。

 

 

 

こうして増えた細菌が作り出す
ネバネバした物質が、
起床時のお口のネバつきの原因です。

 

加えて、だ液が減って細菌が増えやすい夜間は
お口のネバつきだけでなく、
むし歯や歯周病のリスクが
高まる時間帯でもあります。

 

だからこそ、寝る前は時間をかけて
丁寧に歯を磨き、
細菌のエサとなる汚れを
しっかり落とすことが大切です。

 

また、朝の歯みがきは
寝ている間に増えた細菌を洗い流し、
ネバつきや口臭を除去する役割があります。

 

このように、朝晩それぞれの役割を意識して
歯みがきを行うことが、
お口の健康を守るポイントです。

 

 

 

 

◆特に注意が必要な「ネバつき」の特徴は?

 

起床時のお口のネバつきの
多くは一時的なものですが、
中には日々のケアだけでは
改善しないケースもあります。

 

 

 

「毎日丁寧に磨いてもスッキリしない」
「日中も強いネバつきを感じる」
という場合は、
主に次の2つの可能性が考えられるため
注意が必要です。

 

(1)歯周病
歯周病菌は歯と歯ぐきの境目に付着し、
ネバつきの原因となる物質を作り出して
自らが住みやすい環境を整えています。

 

歯周病は、痛みなどの自覚症状が
ほとんどないまま進行する病気ですが、
お口のネバつきが初期サインとして
現れることも少なくありません。

 

(2)ドライマウス(口腔乾燥症)
だ液の分泌量が少なくなるドライマウスも、
ネバつきの原因の1つです。

 

加齢やストレス、薬の副作用のほか、
就寝中の口呼吸が影響していることもあります。

 

だ液が減ってお口を洗い流す力が弱まると、
むし歯や歯周病、口臭のリスクが
一気に高まるため注意が必要です。

 

 

 

 

◆「いつもと違う」と感じたら要チェック!

 

「いつも以上にネバつきの不快感が強い」
などと感じたら、
実はそれがお口の状態の変化を知らせる
サインかもしれません。

 

 

 

 

痛みや見た目の変化がなくても、
お口に気になる点があれば
早めに歯科医院を受診しておくことが、
大きなトラブルを未然に防ぐ近道です。

 

ささいな点でも
ご不安に思うことがあれば、
どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

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2026年04月02日 10:52

子どもの歯を守るために 知っておきたい「むし歯の4要素」

 

 

こんにちは。院長の和田です。
3月は新年度前の春休みの時期ですね。

 

特にお子さんがいる場合は、
お家で過ごす時間も増え、
ついおやつに手が伸びる回数も多くなりがちです。

 

そうなると心配なのが、むし歯です。

 

実は、よく言われる
「甘いものの食べ過ぎ」に限らず、
むし歯のなりやすさには
さまざまな要因があります。

 

 

 

◆仕上げ磨きだけでは防ぎきれない!?

 

毎日きちんと仕上げ磨きをしていたのに、
お子さんがむし歯になってショックを受けたり、
自分を責めてしまったりする保護者は
少なくありません。

 

しかし、子どもの歯は
大人の歯に比べてやわらかく、
むし歯になりやすいという特徴があります。

 

仕上げ磨きや食生活に気を配っていても、
それだけでは完全に防げない場合もあるのが、
子どものむし歯の厄介なところです。

 

子どものむし歯は
「きちんとケアしていたかどうか」
で決まるものではなく、
いくつかの条件が重なったときに、
はじめてできたり、進みやすくなったりします。

 

その仕組みを知ることが、
お子さんの歯を守る第一歩です。

 

 

 

 

◆むし歯につながる4つの要素

 

むし歯は1つの原因で起こるものではなく、
「細菌」「糖分」「歯質」「時間」
の4つの要素が重なったときに起こります。

 

 

 

(1)細菌:お口の中にいるむし歯菌の種類や数

(2)糖分:むし歯菌のエサになる糖分の量や頻度

(3)歯質:歯の強さ・だ液の量や働き
(生まれつきや年齢による個人差あり)

(4)時間:(1)~(3)の要素が重なる時間の長さ

 

むし歯はこれら4つの要素の重なりを
小さくすることで、
リスクを下げることができます。

 

 

 

 

◆セルフコントロールできるのは
 「糖分」と「時間」

 

4つの要素のうち、
ご家庭で意識してコントロールしやすいのは
「糖分」「時間」です。

 

ここで重要なのは、
甘いものの量を減らすことよりも、
食べる回数やタイミングに
メリハリをつけること。

 

例えば、おやつを少しずつ何度も食べたり、
甘い飲みものをだらだら飲み続けたりすると、
お口の中に糖分が残る時間が長くなり、
むし歯リスクが一気に高まります。

 

「おやつの時間を決める」
「甘い飲みものは特別なときだけにする」
など、できることから少しずつ始めてみましょう。

 

 

 

 

 

◆歯科でのチェックで
 「細菌」と「歯質」をフォローしよう

 

一方で、「細菌」「歯質」
ご家庭の努力だけでコントロールするのが
難しい要素です。

 

歯の強さやだ液の働き、
むし歯菌の増えやすさは個人差があるため、
歯科医院でのフォローが欠かせません。

 

 

 

 

歯科医院では専門的な視点で
リスクや注意点を保護者と共有し、
家庭でのケアがより効果的になるように
サポートしていきます。

 

むし歯になりにくい環境を一緒に整えていく場として、
まずはお気兼ね無く当院へご相談ください。

 

 

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2026年03月03日 10:09

長時間のスマホで顎関節症に!? お口のトラブルを招く「TCH(歯列接触癖)」とは

 

 

こんにちは。院長の和田です。
2月1日は「テレビ放送記念日」です。
これは、1953年2月1日に日本で初めて
テレビの本放送が始まったことに由来しています。

 

かつてはテレビが家庭の中心でしたが、
現代では若い世代を中心に、
テレビを見る時間が減り、
スマートフォンを使う時間が増えています。

 

このように生活の中心になりつつある
スマートフォンですが、
使い方によってはお口の健康に
悪影響を与えることがあります。

 

 

 

 

◆知らないうちに続けている
 「TCH(歯列接触癖)」とは

 

パソコン作業に集中しているときや
スマートフォンを見ているとき、
無意識に上下の歯が
触れていることはありませんか。

 

「それの何がダメなの?」
と思うかもしれませんが、
この状態が習慣化すると
歯やあごの関節に
少しずつ負担がかかることがあります。

 

意外と知られていませんが、
上下の歯が接触する時間は、
食事や会話を含めても1日に20分以内で、
それ以外の時間は、2~3mmほど離れているのが
正常な状態です。

 

これとは反対に、
何もしていないときでも
無意識に歯が触れ続けてしまう状態を、
「TCH(歯列接触癖)」
といいます。

 

 

 

 

「ちょっと触れているだけ」
のつもりでも、
その状態が長く続くと
歯やあごの関節が十分に休まらず、
ダメージが蓄積していきます。

 

その結果、かみ合わせの違和感や顎関節症、
歯の破折(割れ・欠け)、知覚過敏、
歯周病の悪化といった
お口トラブルの原因になってしまうのです。

 

 

 

 

◆スマホ使用時は要注意!
 意識的に「歯を離す」習慣を

 

TCHは仕事や趣味に集中しているときや、
下を向いた姿勢のときに起こりやすくなります。

 

パソコンやスマートフォンを
長時間使う機会の多い現代では、
誰にでも起こり得るクセといえるでしょう。

 

 

 

 

さらに、過度にストレスが溜まっているときにも、
無意識に歯を噛みしめる時間が
増えるといわれています。

 

もし、心当たりがある場合は、
気づいたタイミングで意識的に
歯を離す習慣づけを行うことが大切です。

 

よく目にする場所に
「歯を離す」と書いたメモを貼っておくと、
クセに気づきやすくなります。

 

さらに、
「深呼吸して肩の力を抜く」
「座る姿勢を整える」
など日常生活でできる工夫も効果的です。

 

 

 

 

 

◆簡単チェックで早めの対策!
 気になる症状は相談を

 

TCHは無意識に起こるクセの一種なので、
まずは自分にそのクセがあるかどうかを
知ることが改善の第一歩です。

 

以下のセルフチェックを試してみましょう。

 

STEP1.姿勢を正して正面を向く
STEP2.唇を軽く閉じる(力は入れない)
STEP3.その状態で上下の歯を軽く離してみる

 

この時、
「口元に違和感がある」
もしくは
「5分以上維持するのがつらい・できそうにない」
と感じたら、TCHの疑いがあります。

 

なかなかクセが直らない、
あるいはすでに歯やあごに何らかの症状や
違和感がある場合は、早めに歯科医院で相談しましょう。

 

 

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2026年02月03日 09:48

海外支援活動⑤:与える支援から、共に育てる支援へ

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パラオでの診療が終盤に差し掛かってきた頃、改めて考えるようになったことがあります。

それが 「支援とは何か」 というテーマでした。

今回のPansy Projectの活動は、もちろんボランティアです。

しかし、実際に現地で働いていると、「ただ与える支援」では足りないし、むしろ場合によっては、迷惑にすらなるという現実が見えてきました。

この最終回では、パラオで私が感じた“支援の本質”について書いてみたいと思います。
 


■ パラオには“壊れたままの機器”がたくさんあった

診療室に入った初日、設備を見て最初に驚いたのは、

新品に近い機器と、壊れたままの機器が混在しているということでした。
 

例えば、

  • パノラマレントゲンは故障したまま数年放置

  • 咬合器や器具の一部は開封すらされていない

  • コンプレッサーの圧力が安定せず、ユニットが止まることがある

  • バーは折れやすく、種類もほとんど無い

  • 使い方が分からないまま棚の奥に眠っている器材もちらほら
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これらは全て「寄贈品」なのだそうです。
 

けれども、誰もメンテナンスできない。

使い方を学べなかった。

部品の交換手段もない。
 

その結果、

“役に立つはずの機器が、ただ場所を取るだけの存在になる”
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という状況が生まれていました。
 

これはパラオだけの話ではなく、

東南アジアや島嶼国ではよく起こる問題です。
 

善意で送った医療機器が、
現地の医療体制に合わず「死蔵」してしまうことは珍しくありません。


■ 医療支援は、“渡すこと”より“使えるようにすること”が大事
 

こうした機器を見ていて感じたのは、

支援は渡すことがゴールではないということです。

 

本当に必要なのは、

  • 使いこなせるように教育すること

  • 修理が必要になったとき相談できる体制

  • 部品調達を含めた維持管理のしくみ

  • 現地スタッフが継続して扱えるレベルの設備を選ぶこと

これらの“運用のサイクル”です。
 

言い換えると、
 

支援=機器の寄贈ではなく、

 “持続的に運用できる環境”を一緒につくること

 

この視点が抜け落ちると、

どれだけ高性能な機器があっても、結局使えなくなってしまう。
 

パラオの診療室で、それを強烈に実感しました。


■ 現地スタッフは本当に頑張っている
 

パラオで一緒に働いた歯科衛生士さん、助手さん、技工士さん。

皆、設備の不足や環境の厳しさにめげず、本当に前向きに働いています。
 

  • 患者さんとの距離が近い

  • とにかく優しい

  • 困ったときはすぐ助け合う

  • お互いに感謝を伝え合う文化がある
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こういう空気の中で一緒に診療できたのは大きな経験でした。
 

そして、一番印象的だったのは、

「学びたい」という気持ちがとても強いことです。
 

ある若い歯科衛生士さんは、こう話してくれました。

「日本で働けたらいいな。技術を学びたい。
あなたたちの診療がすごく丁寧で、私たちもそうなりたい。」

こうした“学びたい気持ち”がある場所に、

技術を押しつける支援は必要ありません。
 

必要なのは、

共に学ぶ関係です。


■ “与える支援”は続かない
  “共に育つ支援”だけが続く
 

支援の形には2つあると思います。

✖ 「与える支援」

  • 機器を送る

  • 道具を渡す

  • 一回きりの活動で終わる

  • 相手の吸収力や体制を考えない
     

これは短期的には役立つように見えて、

長期的にはほとんど意味を持ちません。
 

◎ 「共に育つ支援」

  • 使いこなせるレベルのものを共有する

  • 手に入る材料でできる治療を教える

  • 現地スタッフと一緒に診療し、手を動かす

  • 継続できる予防体制を作る

  • 定期的に戻って改善し続ける

これは時間がかかりますが、

国と国、人と人の“持続的な関係”をつくる支援です。
 

今回のパラオでの活動は、まさに後者でした。
 

「また来てね」「続けてほしい」という声も多く、
プロジェクトの持つ“継続性”の価値を強く感じました。


■ フッ素洗口はパラオに必要な武器になる
 

今回、学校でのフッ化物洗口指導にも今回のプロジェクトでは、先生方が頑張ってました。
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これが、現地の予防体制を変える大きな可能性があります。
 

パラオは砂糖の摂取量が多く、甘い飲み物が安く手に入るので、
虫歯リスクは日本以上に高い。
 

その一方で歯科医院は少なく、
予防指導に割ける人材もほとんどいません。
 

だからこそ、

「自分たちでできる予防」=フッ化物洗口
は非常に重要です。
 

現地の子どもたちも、とても素直で楽しくすすめていたとのことでした。
 

1回の治療では歯は守れないけれど、
1年続ければ確実に未来の虫歯は減る
 

これこそが“共に育つ支援”です。


■ ボランティアは“自己満足”にしてはいけない

良い機器を渡したい。
高い技術を見せたい。
 

こういった気持ちは、どうしても生まれます。

でもそれは、時に「自己満足」になってしまう。
 

今回、実際に現地に立って思ったのは、

“自分がやりたいからやる支援”は続かない。
“相手に必要な支援を一緒に考えること”が本物の支援になる。

ということでした。
 

寄り添って、対話して、一緒に考えて。

そうすれば、支援は“与える側と受ける側”という構造から抜け出し、

“共に成長する関係”に変わっていきます。


■ 最後に ― 医院理念とパラオでの気づき
 

WADA DENTAL CLINIC の理念は、

『思いに寄り添い、診療を丁寧に、1本の歯を通じて生涯を上質へ』

です。
 

パラオでの経験は、この理念の意味をより深く理解させてくれました。

  • 寄り添うこと

  • シンプルな治療の価値

  • 患者の生活背景を知ること

  • 無理に“正しい医療”を押しつけないこと

  • 続く支援を作ること

これらすべてが、理念とつながっている。
 

日本での診療にも、必ず還元される経験だと思っています。
これから見つめなおし、研鑽し、考え、行動し、また色々と変わることができたら、また歯科医師としての原点を求めにパラオのプロジェクトに参加したいと思います。

今回は、様々な方の支援でこのプロジェクトで参加することができ感謝しております。
ありがとうございました。

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2026年01月07日 22:55

海外支援活動④:QOLと“歯を残すこと”の関係

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パラオで診療していると、日本では当たり前のように考えていた 「歯を残すこと=良いこと」 という価値観が、少し揺らぎました。
もちろん、歯を残すのは大事ですし、そのための技術も努力も日本の強みです。

ただ、パラオで患者さんを診ていると、そもそもの“生活背景”が違う。
その違いに気づいてから、「歯を残すことって、本当に全員にとって最優先なのか?」という疑問が自然と湧いてきました。
 

今回は、そこに気づくきっかけになった経験を中心に QOL の話をしたいと思います。


■ QOL(生活の質)は「歯の本数」だけでは決まらない
 

日本で診療していると、
「歯を残す治療」
「できるだけ保存」
「根を活かす」
といった治療方針がごく自然に考えられます。
 

患者さんからも

「できれば抜きたくない」
「どうにか残せないか」

という声が多いですよね。
もちろん当然の話ですし、セミナーや学会、日々の研鑽はそのために頑張っています。
 

ただし、これは日本の医療レベルの高さも関係していますし、
“80歳で20本以上の歯を残そう”という国の方針など、習慣として根付いてきた価値観です。

 

ただ、パラオではそれがまったく違う。


■ “歯を残す”より“今日を生きる”が優先される現実
 

パラオの診療中、よく聞いたのが

「今日しか来れない」
「明日仕事で島を出る」
「お金がないので、1回で終わらせてほしい」

という声でした。
 

生活がシンプルな分、

“通院を前提にした治療計画”が成立しない。

 

だから、どれだけ歯を残す価値を説明しても、

「抜いてください」

という答えになることが多い。
 

そしてそれは“諦め”ではありません。

彼らの生活と価値観の中では
「今日、確実に痛みを取る」
ことが最も合理的
だからです。
 

日本のように
「また来週来てください」
「根管治療を3〜4回しましょう」

という発想がそもそも成立しない。
 

この現実を前にすると、
“歯を残すことが全てではない”

という考えが、初めて腑に落ちました。


■ 歯がなくても“おかゆでいい”という価値観
 

さらに衝撃だったのは、

若い人は歯を抜いてもあまり気にしないということでした。
 

年配の方も、奥歯がほとんどない状態が当たり前のようになっていて、
それでも普通に生活しています。
 

確かに、農耕や牧畜を自前でする国ではないので、
必然的にタンパク質よりも炭水化物がおおく
その為、食べ物は柔らかめのものが多く、
食文化自体が“ガツガツ噛む”タイプではない。
 

「痛みがなければ食べられるから大丈夫」
「柔らかいものが好きだから問題ないよ」

といった声を実際に聞きました。
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もちろん、それが良い状態とは言えません。

ただ、彼らの生活にとっては「それで十分」であり、
QOLは歯の本数ではなく、その人がどう生きたいかで決まる

という当たり前の事実を突きつけられました。


■ 一方で、「しっかり食べたい」人は歯が必要
 

パラオで出会った60代の方々は、多くが奥歯を失っていました。

現地に20年以上住んでいる日本人の方にも話を聞きましたが、

「やっぱり80歳で固いものを食べ続けたいなら、歯がないと難しい」
という話をしてくれました。
 

結局、
“どう生きたいかによって、必要な歯の本数も治療方針も変わる”
ということです。
 

・しっかり噛んで食べたい
・子どもと同じ料理を食べたい
・肉を食べたい
・自分の歯で最後まで食べたい
 

こういう希望がある人にとっては、歯を守る治療は必要不可欠。

逆に、
 

・おかゆで良い
・柔らかいものしか食べない
・そもそも食にそこまでこだわらない
 

こういう人にとっては、そこまで高度な治療は必要ない。
 

当たり前の話ですが、
日本で働いていると、この“個人差”を忘れがちになります。


■ 「歯を残す医療」は、患者の希望を聞くところから始まる
 

パラオで診療をしていると、とにかく患者さんが素直です。
 

「痛いから抜いてほしい」
「今日は眠れるようになりたい」
「お金がないので1回だけで」
 

シンプルで分かりやすい。
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日本では、

「抜きたくないけど、本音では痛くて辛い」
「残したいけど、通院は面倒」
「費用面が不安だけど言いづらい」

など、患者さん側も本音と建前が存在する場面が多いと感じます。
 

その結果、歯科医師の判断と患者さんの本音の差が生まれがちです。
 

パラオの診療を経験すると、

“歯を残す”医療のスタートは、患者さんの希望を正直に引き出すこと
だと強く思いました。


■ QOLとは、「その人がその人らしく生活できるかどうか」

結局、QOLを決めるのは

歯の本数でも治療の高度さでもなく、
“その人が望む生活ができるかどうか”

なんですよね。
 

パラオでの経験は、それをものすごくシンプルに示していました。
 

・今日痛いなら、今日痛みが取れれば良い
・柔らかいものが食べられれば問題ない
・費用や通院時間のほうが負担が大きい
・高度な治療より、日常の安心が大事
 

こうした価値観は、日本ではあまり表に出てきません。
 

でも本来、

患者さん一人ひとりのQOLは、本人の価値観を聞かない限り絶対に分からない。

パラオでの診療はそれを“体感として”理解させてくれました。


■ 日本での診療でも大事にしたい視点
 

日本では、
歯を残せる技術がある。
通院できる環境がある。
保険制度がある。
それは本当に素晴らしいことです。
 

ただ、パラオでの経験を通して思ったのは、
 

「歯を残すことは手段であって目的ではない」
ということです。
 

目的は、

“その人が最後まで自分らしく食べられること”
 

そのために歯が必要なら残すべきだし、

生活の中でどうしても難しいなら、別のアプローチもある。
 

もっと柔軟で良い。

もっと相手の価値観に合わせて良い。
 

そう思えるようになりました。


■ 歯科医師としての価値観を揺さぶられた数日間
 

パラオで過ごした数日間は、

歯科医師としての考えを大きく揺さぶる経験でした。

日本の高度な医療と、パラオのシンプルな医療。

どちらが優れているという話ではありません。

ただ、


“患者さんにとっての幸せはどこにあるのか?”


という問いに向き合う上で、パラオはとても大きなヒントをくれました。

2026年01月07日 22:17

原因はそこじゃない?「歯の痛み」の意外な落とし穴

 

 

あけましておめでとうございます。院長の和田です。
1月から、本格的な受験シーズンが始まりますね。

 

試験に臨む際は、焦らずにまず落ち着いて
問題を読み解くことが大切です。

 

これは歯科でも同じで、
痛い歯をやみくもに治療するのではなく、
まずは慌てずに原因を突き止めることが
重要です。

 

 

 

 

◆「この歯が痛い!」だけでは
 治療できない?

 

歯医者に行ったとき、
「痛いのはこの歯だ、と伝えたのに
すぐに治療に入らず検査が続いた」
という経験はないでしょうか。

 

一刻も早く痛みから解放されたいのに、
レントゲンを撮られたり、
別の歯をチェックされたりすると、
もどかしさを感じてしまうかもしれません。

 

 

 

しかし、歯科医がすぐに治療に入らないのには、
明確な理由があります。

 

歯科診療の中で、
患者さんが「痛い」と感じる場所と、
実際にトラブルのある場所が一致しないのは
決して珍しいことではないからです。

 

特に、神経に達した深いむし歯で痛みが激しい場合は、
その発信源を特定するのが非常に難しくなります。

 

歯は一度削ってしまうと元には戻せないため、
このようなケースではより慎重な判断が必要となるのです。

 

 

 

 

◆上下でズレることも?
 痛みの場所が食い違う理由

 

こうした感覚のズレは、
前歯よりも奥歯に行くほど
起こりやすいことがわかっています。

 

歯を刺激してどの歯に触れたか当てる実験では、
奥に行くほどその正解率は下がり、
前後3~5本の範囲で間違えてしまう人が
多くいました。

 

中でも第二大臼歯(前から7番目)では、
ひとつ手前の第一大臼歯と勘違いする人のほうが、
正解者よりも多いという結果がでています。

 

さらに、痛みが激しくなると
上下で痛みの場所を間違えることもあります。

 

これは上あごの神経と下あごの神経が
脳に向かう途中で合流するためで、
強い痛みの信号が送られると情報が混ざり合い、
正確な場所が判別できなくなってしまいます。

 

 

 

その結果、原因は下の歯なのに、
「上の歯がズキズキ痛む」
と感じてしまうことも少なくありません。

 

 

 

 

◆自己判断に頼らず、まずは詳しい検査から

 

痛みの原因が不明確なままの治療だと、
健康な歯を無駄に削ってしまうことにも
なりかねません。

 

そのため、歯科医師はすぐに治療に入らず、
まずは「痛みの発信源」を
突き止めることに全力を注ぎます。

 

 

 

 

「早く治してほしいのに…」
ともどかしく感じるかもしれませんが、
一連の検査は大切な歯を守るために
必要なプロセスです。

 

また、
「どこが痛いかうまく説明できない」
という場合でも、
原因の場所を一緒に探していきますので、
安心してご来院ください。

 

 

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2026年01月07日 11:28

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